幼稚園の風景
園舎・遊具・畑
市ヶ尾幼稚園のシンボルツリー・メタセコイアの大木が子どもたちの姿を空から見下ろしています。 また、園門から続く桜の木々や花々が、子どもたちの日々の遊びをやさしく見守っています。
2階建ての本園舎、南北園舎の3つの建物からなる市ヶ尾幼稚園では、200名の子どもたちが日々楽しい幼稚園生活を送っています。木のぬくもり溢れた保育室には、子どもたちが大好きな絵本や遊び道具がいっぱいあります。
園庭にある大型遊具は、子どもたちの大好きな遊び場です。アンパンマン号やぐらぐら橋など、年少さんから年長さんまでみんなが楽しめる遊具がたくさんあります。また、お砂場の横には、うさぎさんと小鳥の小屋もあり、毎日子どもたちが餌をあげています。
園舎の奥には新しい芝生広場が広がっています。ふかふかの芝生を裸足で駆け回ったり、ゴロゴロ寝転がったり、虫を探しに訪れたりと、子どもたちがゆったりと過ごせる場所になっています。お天気の良い日には、ピクニック弁当を広げる姿もあります。
幼稚園から歩いて行くことができる園の畑では、苺やじゃがいもはもちろん、さつまいも、ごま、落花生、大根など、いろいろな作物を育てています。子どもたちは、種蒔きや苗植えから体験し、その成長を観察しながら収穫を行います。
園内の年長ファームでは、自分たちで育てた季節の野菜をたくさん収穫し、お弁当の時間にいただくこともあります。その他にも、柿畑で柿をもぎ、木登りや虫探し、お花摘みなどを楽しんだり、竹林から本物の竹を切り出して流しそうめんをしたりと、子どもたちの好奇心を刺激する環境がたくさんあります。
安全対策
子どもたちが安全に幼稚園生活を送ることができるように、外部からの侵入をチェックする複数台の防犯カメラや110番通報機器などを備えています。また、園門には電子錠を設置し、保護者にはICカードを配布しています。
その他、怪我を最小限に留められるよう、遊具周りへの衝撃緩和材の装着や、ゴムチップや人工芝等による衝撃緩和素材をテラスや廊下などに使用しています。2階園舎には非常用の滑り台も設置し、災害時のスムースな誘導をサポートします。
暑さ対策
主に熱中症対策として、砂場のぶどう棚にはミストを、園庭には専用の遮熱オーニングを設置して厳しい暑さをしのいでいます。また、プール(水遊び)活動の際には、状況に応じて遮熱テントを活用しています。なお、園庭や室内での活動の際には、暑さ指数(WBGT)を計測し指標としています。
怪我や事故・災害時の対応
市ヶ尾幼稚園では、子どもたちの安全を第一に考え、保育中の怪我や事故への対応、災害時の緊急管理体制等について日頃より教職員間で協議し、保護者の皆様にも共通の理解をいただきながら日々保育を進めています。
登降園時や外遊びの時間、室内での保育時間における怪我や事故については、未然に防ぐための対策が重要です。どんな時に怪我をし、事故になりやすいのかを十分にシミュレーションして、園生活のなかで注意すべき点などをまとめた「危機管理マニュアル」を作成し、在園保護者の皆様へ配布しています。
万一、重大事故や大きな怪我を負った場合には、応急処置のうえ保護者、病院、幼稚園とで緊密な連絡をとり、迅速な対応に努めます。
その他の設備
駐車場車庫(雨天時の通園バス乗降場所)から、雨に濡れずに園舎まで行くことができる雨天用通路を整備しています。また、園舎内には、園児に配慮した階段手すりや乳幼児用ベビーシート、ベビーベッドなども完備しています。